■後藤弘茂のWeekly海外ニュース 予想を超えるモンスターだったXbox 360のGPU
半導体関連の記事を連載している後藤氏。Xbox360のGPU性能について語ってます。要点をまとめると以下の通り。
・Xenon GPUのシェーダーユニット数は48個(現在のハイエンドGPUの2倍)
・1ユニット辺り、ベクタユニットは積和算の2ops/cycle、スカラユニットは加算の1ops/cycle。
計(4way×2ops)+1ops=9ops/cycle。
・よってシェーダーのパフォーマンスは9ops/cycle×48units×500MHz=216GFLOPS。
・Xenon GPUは90nmのeDRAM混載プロセスでNECが製造。
・eDRAMはアクセス性能はGPUコアと同期(500MHz)
・ダイサイズは200平方mm台後半。製造コストはきわめて高い。
・トランジスタの増加によって消費電力が大きい→廃熱のために電源の外付け。
GCみたいに電源は追い出されたようです。あれ邪魔だから好きじゃないんだけど・・・
他にもXBOXとの互換性維持ですが、 ソフトウェアエミュレーションになるがグラフィックス側はハードウェア機能が異なるために難しいとのこと。
豪華な構成のPS3のインターフェスについて。
コストが上がるのを覚悟でHDMI端子を二個装備。横長のデュアル、ゲームの拡張画面などを考えてるとか。また、 ファームウェアにコミュニケーション機能が搭載されていてゲームをしながらサブディスプレイでチャットしたりできるらしい。
ライバル社のSDカードスロットを搭載したのは普通にSDの普及率を考えての判断の模様。他にもコンパクトフラッシュも。
ギガイーサ端子が3つ搭載されてますが、やっぱりただのハブらしい。
ルーター説が出てましたが残念・・・・将来的にはPS3を複数代接続してスパコンを作れるとか。
PS2でもLinux載っけてやってましたね。
その他にもCellチップの使用用途についても書かれてます。
PS3ではサウンドチップは搭載してないので、Cellで生成する。
また、パワーが十分にあるのでCellだけでライティングやテクスチャの処理を行ない、フレームバッファに書き出したりもできる。
やっぱりゲームのグラフィックが格段に上がっても、キャラクターの動きが不自然なら意味がないそうで、 だから自然な動作を実現するためにもCellのパワーは必須。
PS3が物理演算等に力を入れてたのはだいぶ前から言われてましたが・・・グリッドコンピューティングはどこへ・・・
■また本を借りてきた
で、また図書館で借りてしまったり。いや全然返してないんですけど、今まで借りたの。 来週返さないと期限が切れる(つД`)累計6冊くらいですか!
それも借りたのはこれ「
CPUの創りかた」。
だいぶ前に本屋で見かけたような気もしますが、まさか、んなもんが学校にあるとはね・・・・
表紙はずされてるからわかんなかったけど・・・